また、名古屋に行ってみようかな?

下記の記事は、
以前に書いた記事をコピペしたものです。

心が重かった僕が、
どのようにして、
心が軽くなったのか?

そんな事が書いてあります。

名古屋へ行った時の写真は、
この記事にしか残っていなくてね。
残念です。(*´Д`*)


僕の心が変わって、環境が変わった。


3年前の、丁度この時期でした。
地元の奈良県から、電車に乗って1人旅をしました。
旅の目的は「僕の居場所」を探す為でした。

僕は2015年5月22日(金)に、
呼吸が出来なくなって自分で救急車を呼びました。

搬送された病院に、その日に、入院することになりました。
数日が経過し、
尿毒症の中毒症状で心臓が停止しました。

幸い、そこが、
集中治療室だったので一命を取りとめました。

病名は、「慢性腎不全」でした。

治らない病気だと言われていますが、
僕は、それ程のショックはありませんでした。
それよりも、
人工透析を受けることに恐怖を感じていました。

というのも、
僕は「先端恐怖症」で、
注射針を見ると、気を失いそうになります。

注射が怖かったので、
病気が悪化しても、病院に行けなかったんです。

ある時、
血尿が出ていました。
尋常じゃない量の血尿が出ていました。
尿路結石が原因だと思います。

尿路結石の原因は、
一概には言えませんが、
コーヒーの成分に含まれる、
「シュウ酸」だろうと思います。

シュウ酸を摂り過ぎて、
腎臓に石が出来て、
腎臓等を傷付けて、
大量の出血を引き起こして、
腎臓が弱ってしまったと思います。

その時、
病院へ行っておけば?
人工透析を受けなくても良かったかも知れません。

しかし、僕は先端恐怖症です。
病院へは、行きたくても行けなかったんです。

注射が恐ろしかったからです。

その結末が、慢性腎不全でした。

病気になった事では、
人生に挫折だとか失望という感覚はありませんでした。

僕は、20歳の時に、
オートバイの事故で脊髄を損傷しました。
胸椎の6番目と7番目を圧迫骨折し、
下半身の感覚が麻痺して、
歩けない体になりました。

その時に、
人生に絶望をしました。

変な言い方になりますが、
もう、すでに、人生に絶望し終えていたんです。

更に、
動かない両足に床ずれが出来ました。
栄養失調が原因です。

床ずれが酷かったのですが、
やはり、注射が怖くて、
病院へは行けませんでした。

その結果が、
両足切断という悲劇を生みました。

動かない足ですが、
いざ、
自分の足が無くなった時は、泣いてしまいました。

また、
僕は「敏感体質」で、
「HSP」というような性質を持っているようです。
・敏感肌ですし、
・匂いにも敏感ですし、
・大きな音や、大きな声なども苦手です。
・化学物質過敏症などもあると思います。

そういった、自分の体質があって、
助けられた面もあり、
肉体を傷付けてしまう面もありました。

人工透析が始まった時は、
もう、恐ろしくてたまりませんでした。

だから、必死に、
注射をしていることを誤魔化しました。

通院しない日は、安心出来たのか?
というと、安心なんて出来ないです。

明日、人工透析の時に注射するんだな・・・と、
考えると、夜も眠れませんでした。

同居の家族とも、折り合いが付きませんでした。
僕の病気への理解がなかったんです。

というよりも、
僕が大ケガをして車イス生活をし、
病気が悪化して両足まで失った。

挙句の果てに、
人工透析に通うことになって、
家族が呆れてしまったのかも知れません。

家族とは、いつもケンカをしました。
僕が通院しやすい家へ、
引っ越しを考えて欲しいと願っても、
「手間がかかる」「面倒」だと言うのです。

何だかね、僕の居場所がなくてね。

そして、家を出て、
施設に入居することにしたんです。

しかし、
施設から透析を受ける病院までの交通手段がなくて、
入居の話が流れました。

もう、嫌気がさしました。

この状況から、逃げると、
また、中毒症状を引き起こして、心臓が止まってしまいます。

死ぬまで、恐ろしい注射をしに病院へ行く。
頭がおかしくなりました。

注射への恐怖と、人間不信で。

それで、
僕は家出をするために、電車に乗って愛知県へ向かったんです。

当時、人工透析に通っていると、
お尻に床ずれが出来ました。

人工透析に通うことで、床ずれが出来たんです。

言葉がありませんでした。

床ずれが酷くなって、
手に負えなくなってきました。

もう、入院するしか方法はありませんでした。

そんな状態で、愛知県まで行きました。
今のような季節です。

暑くて、熱中症になってもおかしくない気候でした。

僕は、出来るだけ遠くに行って、
その地で倒れて、その地の病院で入院したいと思っていたんです。

出来る事なら、
そのまま、
目を覚まさなくても良いかなって思っていました。

そんな思いで、1人で愛知県へ行きました。

過去に、愛知県で少しの期間、
暮らしていた事がありました。

また、電車の乗り換えが少なかったからです。

名古屋駅に着くと、何だか懐かしくてね。

環境が変わったからでしょうか?
何となく、心が晴れていました。

取りあえず、
興味があった「名古屋城」へ向かいました。
子供の頃からお城が好きでしたから。

名古屋駅を後にし、
真夏の炎天下、名古屋城へ向かいました。

商店街を抜けて、
長い坂道を登って、自力で車イスを漕いで行きました。
約1時間ほど時間が掛りました。

お城を見て感動しました。

お城を出るころには、
僕は観光客のような気持ちでした。

自分が、家出をして、
この世を去ろうと思っていたのが、ウソのようでした。

楽しかったんです。

多くの観光客の方々が、お城を見て楽しんでいる。
そこは、楽しい空間だったんです。

僕は、病気を発症し、
「楽しかった」と思うことがありませんでした。

それが、名古屋に来て楽しかったんです。

名古屋城を見終えて、名古屋駅に戻りました。

帰り道で、喉が渇きました。
あまりにも暑かったからです。

その場で、ミネラルウォーターを飲み干して、
もう1本、喉が渇いた時のために、買い置きしました。
カバンの中に入れておきました。

名古屋駅が見えて来た時、
ビルの木陰で寝ている人がいました。

「熱中症で倒れているのか???」と思って、
近づきました。

すると、ホーム〇スの方でした。
安心しました。

そして、同時に、
この暑い炎天下に、こんな所で寝ていて大丈夫なのか?
と思いました。

その時、
「ああ、カバンの中にミネラルウォーターがあるよな?」と、
思い出したんです。

そっと、寝ている人の横に置こうとしました。
すると、
ペットボトルが倒れて、
倒れた物音で、寝ていた方が起きました。

落ちているペットボトルを見て、
その方が「ありがとう!」と言って、
ゴクゴク飲んでくれました。

何だか照れ臭くて、
すぐに、その場を後にしました。

その時、
僕は思いました。

買い置きしていた水は、
僕が飲むためではなくて、
この男性に飲ませるためだったのかなって。

この男性が、
水を求めていて、その願いが、
神様に届いて、
僕が神様のお手伝いが出来たのだなって。

そして、見えてきました。
駅は、すぐそこです。

すると、また、
交差点のすぐ横の日陰で、男性が座っていました。

僕には、もう、ミネラルウォーターがありません。

心の中で、「ごめんね」と言い、
通り過ぎました。

すると、目の前に自動販売機がありました。

僕は迷いました。

この人の為に、
ミネラルウォーターを買うべきか?

さっき、他の人にミネラルウォーターを渡して、
この人を見てみぬ振りをするのか?

何だか、心の葛藤がありました。

で、出した答えは、

「親切にしないで、後で後悔するよりも、
自分に親切に出来る力があるときに、
親切にしておこう」と思ったんです。

それが、例え、
偽善だと思われようと、
僕は、さっき、見ず知らずの人に水をあげて、
この人の前を素通りなんて出来ない。

だから、
ミネラルウォーターを買いました。

そして、男性に近寄って、
「これ、飲んで下さい」と渡しました。

すると、こちらの男性は、
僕の姿を見て驚いていました。

車イスに乗っていて、
両足もありません。

驚いた顔をするのも無理はないでしょうね。

そして、小さな声で、
「ありがとう」と言ってくれました。
その男性は、すぐに水を飲みませんでした。
ペットボトルを握りしめていました。

また、すぐにその場を立ち去りました。

そして、
駅の近くの高いビルにお邪魔しました。

高いところから名古屋の街並みを見ました。
すると、名古屋城が小さく見えました。

僕は、さっき、あの城の中にいたんだよなって。

あんな遠くまで、
自分1人で行けたんだって。

こんな床ずれが酷い状況で、
倒れずに、よくここまで戻って来れたよなって。

何だかね、
家に居た時、日頃の苦痛が、ちっぽけに思えました。

僕は、自分の力で、ここまで来れた。

この先、どんな苦難があっても、
何だか乗り越えれそうに思いました。

そして、
更に高い建物に登りました。

名古屋駅の横にある、
高層ビルの最上階へ行きました。

そこから見る景色も、とても素敵でした。

下を眺めると、
自動車も、人間も、小さく見えました。

いえ、こんな高層ビルを、
人間が建てたんだと思うと、驚きました。

やれば出来るんだなって。

僕は、病気を発症し、
日々の恐怖を感じて生きていました。
恐怖に耐えながら生きていた。

耐えるのに限界が来ました。

そして、名古屋に来た。

名古屋に来て、僕の心が変わりました。

耐えるのではなくて、
楽しもうと思ったんです。

注射を楽しむのではなくて、
楽しい事に夢中になると、
嫌な事を意識する時間が減ります。

嫌な事を考える時間があるから、
嫌な事を考えてしまうんです。

だから、
楽しみを見つけて、
楽しみに没頭すれば良いんだって。

名古屋城に行って、
城の中まで楽しみました。

名古屋城の中には、
楽しんでいる人が多かった。

名古屋城の中にいた時、
僕は、「注射が恐ろしい」だなんて、
考えもしませんでした。

ただ、
大好きなお城の中までは入れて、
嬉しくてたまりませんでした。

僕は、
名古屋に来て、心が洗われたようです。

そして、
急に、家族が恋しくなりました。

何だかんだといって、
僕が入院する度に、
いつも、そばに居てくれたのは家族です。

遠く、離れた街に着て、
心が洗われた時、
「ホームシック」になったんです。

家出をしようとして、
家を飛び出した人間が、
ホームシックになるなんだなんてね。

奈良県に戻ろうと思いました。

そして、
家族へのお土産を買いました。

また、
お世話になっている病院の方々にも、
お土産を買いました。

地元の駅に着くころには、もう真っ暗でした。

そして、家に帰ると、
母と、弟が、心配そうな顔で待っていてくれました。

僕は、涙をこらえるのが大変でした。

その日を境に、
僕は家族と仲良くなりました。

家族と、折り合いが付くようになったんです。

僕の心が変われば、
周りの環境も変わるんだなって。


~旅の想い出~

名古屋へ行ってきます!

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玄関を出ると、とても良い天気でした。

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地元、奈良県香芝市にある「五位堂駅」です。

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切符を買って、
大和八木駅でアーバンライナーに乗り換えました。

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名古屋に付きました。

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名古屋駅の前です。

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商店街を抜けて、坂を上って名古屋城まで来ました。

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城内に入ると、シャチホコが出迎えてくれました。

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森を抜けると、名古屋城が!!

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お城の中に入りました。

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城の周りを探索してみました。

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帰り道に、ガラスに映った自分の姿をパシャリ。

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右に見えるビルの木陰に、男性が寝ていました。

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拡大写真です。

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名古屋駅の近くの、まぁまぁ高いビルに登りました。
名古屋城が見えます。

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次に、
名古屋駅の横にある、高層ビルに登りました。
たしか、右のビルに登ったと思います。

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景色が素晴らしかった。

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帰りのホームは、何だか寂しい気分になります。

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お世話になった、みんなへお土産を買いました。

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ありがとう、名古屋。
感謝して帰路につきました。

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地元の駅に着くと、もう真っ暗でした。

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名古屋に向かった動機は、
良いものではありませんでしたが、

名古屋に行って、
僕の心が洗われました。

結果、行って良かったんです。

あの名古屋での経験があるからこそ、
今の、僕があるんだなって。


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