今の仕事を「天職」だと思いますか?

僕は船井幸雄さんの本をよく読みます。

船井さんは言います。
今、やっている仕事を、
自分の「天職」と思うと良いですよと。

というか、
今、やっている仕事を、
何年も続けていること自体、
スキルがあるから続けられているって事ですし。

とはいっても、
今、やっている仕事が、
「つまらない」方も多いでしょう。

なぜ? つまらないのでしょうか?

給料が安いからでしょうか?

もし、給料が安いと感じたのなら、
今、やっている仕事を完璧にマスターして、
自分で会社を立ち上げれば良いんです。

というか、
僕は若い頃、
型枠大工の見習いをやっていて、
「将来、自分が親方になってやろう!」
という気持ちで仕事をやっていました。

図面の見方も解らないけど、
図面を家に持って帰って勉強しました。

ああ、ここが、
今日やっていた、あの壁の部分か!


そんな感じで、
解らない事でも、
何度もやっていると解るようになって来ます。

また、自分が経営者になるのは苦手な方も多い。
自分は、雇われている方が楽ってね。

そういう方は、
今、やっている仕事を完璧にこなして、
他の企業から、
「スカウト」・「引き抜き」されるほどの、
スキルを身に付けると良いんじゃないでしょうか。

また、僕の自慢話になるのですが、
型枠大工の見習いをやっていた時に、
僕は建設現場で「走り回って」いました。

身長が185cmほどあったので目立ちました。

いえ、僕が走り回って資材を運んでいたから、
目立ったんです。

僕はサッカーをやっていたので、
体力はあったんです。

当時は、仕事が苦とは感じず、
「早く仕事を覚えたい」
そんな気持ちの方が大きかったんです。

というのも、
建設現場には、多くの業者さんが入っています。

その他の業者さんの中に、
僕よりも3歳ほど、年上の方が、
「職人さん」だったんです。

「型枠大工の職人さん」なのです。
一応、若いけど親方なんです。

それで、
その若さで自分の家を建てたんです。

それを知ったから、
僕のハートに火が付いたんです。


僕は6人家族でした。

中学2年の頃に両親が離婚し、
父が家を出て行きました。

両親の離婚をきっかけに、
姉と、僕が非行に走りました。

姉は、中学を卒業し、
高校へは行かず働いて、
家族を養ってくれました。

そんな姉を見ていましたから、
僕も高校進学を断念しました。

夢だったサッカーも捨てました。
当時、愛し合っていた女性との恋も捨てました。


中学生の間は、
やりたい事をやらせてもらった。

社会人になったら、
家族を養うために働く。

だから、
好きなだけ好きな事をやった。

そして、
中学を卒業し、
すぐに型枠大工の見習いを始めました。

そして、
18歳の型枠大工の親方を見て、
刺激を受けて、
仕事に燃えたんです。

仕事に燃えていたので、
他の業者さん達が、
僕に声をかけてきたんです。

・解体業の方が、
「兄ちゃん、ウチで働かんか?」

・ガス屋さんが、
「ウチで働かんか?」

・配管設備屋さんからも、
「今、ナンボ貰ってるんや?」


こんな感じで、
声をかけて頂いたんです。

でも、僕は、
僕を雇ってくれた「親方」に恩があったので、
まず、親方に恩返しをしたかったのです。

というか、親方も、
僕の給料をすぐに上げてくれました。

これといった仕事もできないのにね。

何だろ、
その頃は仕事が楽しかったです。

解らないけど、
図面を見ました。

見ていると、
だんだん解るようになってきました。

解るようになってくると、
「なるほどな!」
と、自信が湧いてきます。

俺は、
「知らなかっただけなんだ」

もっと、知らない事を勉強すれば、
もっと、仕事が出来るようになる。

じゃあ、もっと勉強しよう!


職人さんに、
「あれをやれ!」
と言われる前に、

僕の方から、
「あれは、僕には無理ですか?」
と聞く事もあった。

何でも自分でやりたかったんです。

やれば、
やり方が解るから。

よく、若い頃、
職人さん達に言われました。

「見て仕事を盗め!」と。

見ましたよ。

でもね、
見ただけでは盗めないんです。

「見て、見た事を実際にやってみる。」

そうすると、自分のスキルになるんです。

型枠大工で使っていた、
「コンクリート釘」ってのがあります。

コンクリートに打つ込む釘です。

コンクリートに、
その釘を打つのが難しいんです。

職人さんの、
釘の打ち方を見て覚えました。

釘を持ち帰って、
家で練習しました。

何度もね。

見ただけでは、
普通の釘の打ち方と、
そう変わりはありません。

実際にやると、
まったく別物なんです。

見ただけでは覚えれないんです。

やらないとね。

だから、
知識だけでは不十分で、
実際にやらないとスキルにならないようです。

自動車学校でも同じで、
いくら学科の成績が良くても、
実技の運転が出来なかったら?
教習所を卒業出来ないんです。


そんなことで、
今、やっている仕事に、

「夢中になれているか?」


つまらないなって、
そんな風に仕事をしている方も、
1度、
本気になって、
今の仕事に向き合ってみてはいかかでしょうか?

本気になって仕事をすれば、
会社も喜ぶでしょうし。

会社が喜べば、
社員に手当てを支給するだろうし、
自分の給料が上がるかも知れません。

また、
他の業界からスカウトがあるかも知れません。

もし、自分が経営者だったとしたら?

必死に働く社員を見て、
「バカだな!」って思いますか?

アイツ、よく頑張っているよな、
お給料を上げてやろう!


そうなるはずです。

また、社員が頑張っているのを見たら、
他の会社に引き抜かれたらいけないから、
「あの社員を優遇しておこう」
と思いませんか?

逆に言うと、
申し訳ないけど、

安月給で、
会社からこき使われているのは、
その社員のスキルに見合った結果かも。

仕事が出来る社員に、
安月給でこき使っていたら、
他の会社に行っちゃうでしょ?

仕事が出来ない社員には、
安月給で、こき使う。
嫌なら他の会社に行けばいい。


自分が経営者の立場で考えるとね、
そんな対応になると思うんです。

だから、僕は言いたい。

よく、

「安月給でケチな会社だ!」
「こき使いやがって!」


このように愚痴をこぼす人が多いですが、
それってね、
自分のスキルの無さ、
自分の無能さを宣言しているようなものなんです。

会社は、
仕事が出来る人には「優遇」します。

会社は、
仕事が出来ない人にまで「優遇」しません。

もし、
自分が会社の経営者なら?
仕事が出来ない人にまで「優遇」しますか?

そういうことなです。

だから、
「安月給でケチな会社だ!」
と言わない方が無難です。


自分の恥を晒す事になりますからね。

仕事が出来る人は、
それなりの給料を頂いています。

安月給だと愚痴っている人は、
それが、
自分の現状なんです。

自分の実力に見合った給料なんです。


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