「22才の別れ」です。
僕は20歳の時に、
オートバイの事故で下半身の自由を失いました。
車椅子を使った生活になりました。
当時、住んでいたのは古いアパートでした。
それも、アパートの2階に部屋があったので、
自分の家に入る事も出来ませんでした。
また、
17歳の頃から、
同じ境遇の彼女と同棲をしていました。
彼女のご両親も離婚していました。
父子家庭でした。
僕の両親も離婚していて、
母子家庭でした。
傷の舐め合いではありませんが、
心が通じ合うものがあって、
一緒に暮らし始めました。
そろそろ、定職について、
家庭を作ろうと思った矢先に、
事故を起こしてしまったんです。

ケガをして、
歩けない体になったのは悔しかったけれど、
それよりも、
3年も一緒に暮らしてきた彼女が、
少しずつですが心の距離が開いて行くのです。
それが辛かった。
歩けない事よりも、
彼女との距離が遠くなって行くのが辛かった。
22歳の時に、
僕は彼女と自然消滅しました。
お互い、別れるという話もなく、
連絡を取らなくなった。
それでね、
その彼女とは、
それっきり?かと言うと、
そうではないです。
今でも、僕の家の近所で暮らしています。
何度か家に遊びに来てくれています。
嫌いで別れた訳ではありませんからね。
今でも大切な人です。
そんな事があったので、
22才の別れを聞くと、
当時を鮮明に思い出してしまいます。
あの頃は、
そうするしかなかった。
そんな風に、
今なら素直に思えます。(o^―^o)ニコ
何よりも、
今でも彼女とは親友ですから。
出典:YouTube動画 abe katsuji 様
https://www.youtube.com/watch?v=zjxEdRGByWQ
https://www.youtube.com/watch?v=zjxEdRGByWQ
22才の別れ