週に3回、4時間の人工透析を受けています。
病気になって、
国民健康保険制度によって治療を受け、
日本の優しい社会のお陰で生きています。
とても感謝しています。
ありがとうございます。
僕が病気を発症した時、
尿毒症の中毒症状が起きて、
・幻覚を見て、
・幻聴を聴きました。
喉が渇いて水を飲むのですが、
飲んだら吐いてしまう。
唇が渇いてしまって、
上唇と下唇がひっついてしまって、
口を開けると皮がめくれて血が出ます。
意識がもうろうとし、
呼吸ができなくなってきました。
そして、
ついに心臓が止まってしまいました。
意識がある時に、
心臓が止まったんです。
電気を消した時、
「プツン」と部屋が真っ暗になる感じでした。
心臓が止まる時は、
痛みや苦しみはありませんでした。
幸い、そこが集中治療室だったので、
スタッフの皆さんのお陰で今があります。
しかし、僕は現代人。
江戸時代などには人工透析なんて受けれません。
こういった病気になると、
ほとんどの人が中毒症状を引き起こして、
幻覚を見、幻聴を聴いて、
苦しんで息が出来なくなって、
窒息死するのかな?と思うと、
僕は恵まれているなって思うんです。
この病気は、
「治らない病気」だそうです。
でも僕は、
「治ったらラッキー」だと思っている。
過度の期待はしていないけど、
治ったらラッキーだよなって。
そして、
人工透析については、
100%病院にお任せしています。
なるべく病院では、
治療に関する事に、
口出ししないようにしようと思っています。
僕は治療に関しては素人ですから。
玄人に任せていれば安心です。
それで、
僕が治療の一環として、
僕がやるべき事は、
ストイックにやっているつもりです。
病気について、
何か学ぶだとかはしません。
今、やっと、
人工透析にも慣れましたし、
この今の生活を安定させるだけ。
人間の寿命は、
頑張って生きて120年だそうです。
僕が120年、生きたとしても、
必ず「死を迎える」んです。
健康な体でも、
病気で弱った体でも、
人生には終わりがやって来ます。
先の見えない「死」に怯えながら、
人生という過酷なマラソンをしている。
僕は、人生に迷走していました。
しかし今は、
人生のゴールに向かって走っています。
僕がこの世に、
・何の目的があって生まれて来たのか?
・死後、どこへ行ってしまうのか?
こういった、
人生の目的について深く考えていると、
答えが与えられました。
僕に与えられた答えが、
正解かどうか?解りません。
全ての人達に有効な答えではないかも知れません。
ただ、
僕はその答えによって、
人生で目指す場所が見つかりました。
僕の答えとは、
「創造主を知った」事です。
この世界を創造された創造主を。
そして、
その創造主が、
どんな理由があってこの世界を創造されたのか?
僕は、創造主の意思までは解りません。
創造主の考えがあるのでしょう。
僕は水槽でメダカを飼っています。
メダカが快適に暮らせる、
水槽という世界を提供しました。
メダカ達が幸せに暮らし、
交尾をし、子孫を繁栄させていく。
それを見ていると、
とても心が和みます。
僕は、メダカ達に、
水槽という世界で、
自由に楽しく、幸せに暮らして欲しいと願っている。
僕自身もまた、
病気にはなりましたが、
この地球という星で、
自由に、楽しく、幸せを感じながら、
生きて行きたいと思っています。
体が不自由になりました。
しかし、
僕は何の不自由もありません。
温かい社会に守られていますから。
自重トレーニングも楽しめている。
よくよく考えたら、
病気になって、あっけなく死んでいたかも知れません。
大ケガをした時、
あっさり死んでいたかも知れません。
健康な時に、
辛い目に合うことも多かった。
病気になってからも、
辛い目に合うことも多かった。
健康な時に、
辛い目に合っても言い訳が出来ない。
病気の時に、
辛い目に合うと言い訳が出来る。
そう思うと、
健康でも病気でもトントンだなって。
僕は、
そのように実際に体験して感じました。
あくまでも僕の体験談です。
そんなこんなで、
健康であろうと、病気あろうと、
目の前の幸せに気付いて、
感謝して、楽しさを味わえたら幸いです。
楽しく生きる事が、
人生だと思っています。
目の前の幸せに気付けたら、
毎日が楽しくなると思います。
