夢を叶えた方法

僕は「夢が叶った」事が多かったです。

中学生の頃の話ですが、
両親の離婚で母子家庭になりました。

母子家庭になった事で、
姉が中学を卒業し、家族を養うために就職しました。
そんな姉を見て、
僕も中学を卒業したら働く事を決心をしました。

高校進学を考えていませんでしたので、
学校に行っても、僕の居場所がありませんでした。

そんな事で、
少しでも家計の足しにしようと思って、
親戚の職場でアルバイトをしていた時期もありました。

また、日曜日には、
家の近所の釣り堀店でアルバイトをしました。

姉の影響もあって、
僕は少しだけ非行に走っていました。
あまり学校には行っていませんでした。

いつも、隣町の商店街を、
1人でブラブラ歩き回るのが楽しみでした。
ウインドーショッピングです。

商店街の質屋さんのショーケースには、
金ぴかの「バレンチノ」の皮のベルトが飾ってあります。
そのベルトをね、いつも見に行ってたんです。

当時、僕が着ていた制服は「短ラン」です。
ズボンが、裾を絞った「ボンタン」です。

髪型は、
ポマードを付けてリーゼントにしていました。
*当然、そんな格好では、学校内に入れませんでした。

ボンタンに合うベルトが欲しくてね。
金ぴかに輝いている、「V」のマークの、
バレンチノのベルトを巻くと、
それはそれはカッコイイだろうと思っていたんです。

どうしても巻きたくてね。

いつもね、
ボンタンを履いて、金ぴかのバレンチノのベルトを巻いている、
「イメージ」をしていました。

自分の姿を連想・妄想していたんです。

それだけでも楽しかったのですが、
やっぱり欲しかったんです。

それで、
日曜日のアルバイトでお金を貯めました。

日曜日だけのアルバイトですし、
1日のアルバイト代が4000円でした。

4000円ですが、
3000円は、母に食費として渡していました。

コツコツとアルバイト代を貯めて、
ついにバレンチノのベルトを手に入れたんです。

買って帰って、
すぐにボンタンを履きました。

バレンチノのベルトを巻きました。

それはそれは、感激しました。
とても似合っていて、カッコ良かったんです。

僕は、中学校には通わず、
いつも隣町の商店街に通っていました。

そして、ショーケースを眺めていたんです。

また、
バレンチノのベルトと同じように、
「革靴」も見ていたんです。

当時はね、
先のとがった革靴が流行っていてね。
エナメルの革靴だとかも流行っていてね。

僕は、革靴の方が好きだったので、
革靴が欲しかったんです。

僕は夢を叶えました。
バレンチノのベルトを手に入れました。

その、小さな夢を達成した経験があって、
次の夢が出来ました。

「革靴を買うぞ!」という夢が出来たんです。

夢が出来たというか、
「夢は叶うものなんだ」ということを、
身をもって経験したからこそ、
夢が持てたかも知れません。

バレンチノのベルトを手に入れた時は、
「まさか?本当に手に入るなんて?」
と思っていました。

「やれば出来るんだ」という自信が付いたんです。

だから、
「革靴を買うぞ!」という本当の夢を抱けたんです。

小さな体験が自信を付けてくれたようです。

日曜日のアルバイトで稼いだお金を貯めました。
そして、ある時、
お店のオジサンに、
「この革靴を買うから、来月の末まで置いておいてください」
とお願いしたんです。

「絶対、手に入れてやる!」と思っていたんです。

少なく見積もっても、来月末にはお金が貯まる。

だから、予約しておいたんです。

そして、お金を握りしめて、
革靴を買いに行きました。

手に入れたんです。

革靴を買うってことは、
それ程、大した夢ではありません。

僕が、ベルトを買おうとした時に起こした行動と、
僕が、革靴を買おうとした時に起こした行動は同じです。

どちらも達成出来ました。

ただ、違うのは「値段」だけです。

僕が、ベルトを買おうとしたように、
僕が、庭付きの家を買おうとすれば、

買えただろうと思うんです。

ただ、値段が違うだけで、理屈は同じですからね。

ほんの小さな夢でしたが、その夢のために努力しました。
努力したというよりも、その努力が、
夢を叶えるための「手段」であって、
苦痛を感じる事はありませんでした。

努力が夢を叶える手段なのですから、
早く、夢が叶うならなば、
ハードな努力にも耐えれたでしょう。

夢を叶えるには、

まず、小さな「達成感」が必要なのかなって思います。

その、小さな達成感が「自信」を養ってくれます。

その自信が「起爆剤」となって「夢を描き」やすくなります。

私には無理だ・・・
と口癖のように言う人も多いでしょう。

それは、
達成感に飢えているからかも?

小さな事を成し遂げて、
達成した喜びの味を知らないから?

もし、
自分の小さな夢が叶ったならば、
自信が付くはずです。

誰だって、
経験した事がなければ不安になって当然です。

だから、
小さな達成感を積み重ねるんです。

そうすれば、
「やったら出来るんだ」という自信が付いて来ます。

最初は、本当に小さな夢で良いんです。

すぐに達成出来るような夢で良いんです。

まず、達成感を味わうことです。

喜びの味を知る事です。


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