相手の、長所よりも短所に触れたい。

よく言われる言葉で、
「相手の長所を見ましょう」
と言われます。

それは、
間違いではありません。

しかし、
相手の長所ばかりを見ていると、
「あの人はいい人だ」
と思い込んでしまう恐れがあります。

いい人そうに見える人でも、
裏では、
下着泥棒をしていたとか、

産婦人科の医師が、
盗撮で逮捕される事もある。

善人っぽく見える人ほど、
裏で何をやっているのか解らないものです。


反対に、
素行の悪い人を見ると、
自分の性格を隠さず、
オープンにしている。

裏がないんです。

ただ、
素行が悪いだけで、
根は優しい心の持ち主な場合が多いです。

真面目そうに見える人ほど、
裏があるんです。

悪そうに見える人ほど、
人に優しかったりします。


悪そうに見える人は、
自分の心が繊細だから、

あえて、
表面上に「トゲ」を出すんです。

例えでいうなら、
「サボテン」です。

サボテンの中身のほとんどは水分です。

サボテンが自生する地域は、
乾燥地帯です。

乾燥地帯には水がなくて、
水を求めて生き物たちが、
サボテンを食べます。

サボテンは、
自分の身を守るために、
鋭いトゲを出して、
身を守るのです。

*サボテンのトゲは「葉」だとも言われています。
 葉が日光で焼けないために、
 トゲの形になっているだとか、どうとか。
 興味のある方は検索して見てください。


人間も同じで、
心が繊細で、
傷付きやすい人ほど、
トゲを出します。

悪ぶったりします。

善人っっぽい人は、
人から、
「良い人だ」
と思われたい人なんです。

本当に、
心の優しい、
いい人もいます。

偽善者か?
善人か?

その違いは、
その人の言葉と、
その人の行動で見分けがつきます。

偽善者は、
「口では良い事をいう。」

しかし、
行動がともなっていないのです。

口だけなんです。

口先だけの言葉に、
どんな影響力があるのでしょうか?


思いやりのある人、
心の温かい人の言葉は、
心に響きます。

そして、
その人の行動が、
優しさを裏付けています。


偽善者は、
口先だけで、
言葉に心がこもっていません。
行動がともなっていません。


初めて出会った人の、
長所ばかりを見ていると、
「ああ、この人は良い人だ」
と勘違いすることもあるでしょう。

そして、
その人の性格が見えてきた時、
幻滅するのです。

その人に対して失望するのです。


逆に、
素行の悪い人、
悪っぽい人の、
悪い部分を見ていると、
最悪な人間にしか見えなくなるけれど、

その人が、
何故?
そのような性格になったのか?

それを考えてみると、

とても辛い経験をして、
人を信じれなくなったのかも知れません。

不幸が重なって、
人生に失望したからかも知れません。

その人の、
素行が悪い「原因」を探ると、

それほど、
悪人ではない場合も多いのです。

ただ、
悲しい、
辛いことがあって、
人生に失望して可哀想な人なのです。


そういった、
世間から嫌われているような人ほど、
野良犬にエサをあげたり、
人が見ていないところで、
お年寄りに親切にしたり、
困っている人を助けたりるんです。

人が見ていないところで、
そういう事をするんです。

だから、
みんな知らないだけなんです。


いい人と言われたい人は、

「人が見ているところで、
 素敵な言葉を垂れ流したりするんです。」

「大勢、人がいるから、
 人に親切にするんです。」

「人がいない時、
 困った人がいても、
 助けたりしないんです。」

誰にも褒められないからです。

そういう偽善者が多いのです。

そんな偽善は、
すぐにメッキが剥がれます。

その言葉と、
その行動を見ていれば。


普段から素行の悪い人がいますが、
その人の、
裏側を見ると、
「ただ、不器用な人なんだ」
と理解出来ます。


他人の長所ばかりを見て、
本当の姿を知った時にショックを受けるよりも、

他人の短所に目を向けて、
何故?
あの人は、
あんな短所な一面があるのか?
考える方が、
自分が傷付かなくて済む。

そして、
その素行の悪い人が、
たまにやってしまう親切な行為に、

心が打たれるのです。


IMG_9939.JPG