思い込み???

自分の「思い込み」が大きいと、
それが言葉に出るようです。

僕は20歳の時に、
オートバイで事故を起こして、
脊髄を損傷し、
足が動かなくなりました。

そして、
車イスを使って生活をしています。

20歳までは、
ごくごく普通の男前で、
女性にモテモテで、
何不自由なく生活をしていました。

体に障害があって、
車イスで生活をしている人を見ると、
やはり、
「かわいそう」
と思っていました。

僕は、
車イスで生活をしている人を見て、
「かわいそう」だと思っていた。

でも、
車イスで生活をしている人が、
どのような生活をしていて?
どれほど辛い生活をしているのか?
知りませんでした。

それは、
僕の「思い込み」です。
「辛い生活をしてるんだろうな・・・」
という僕の想像であり思い込みなのです。

そして、
実際に、
僕は障害を負ってしまって、
車イスで生活をしている。

僕の想像をはるかに超えた、
辛い現実を目の当たりにしました。

僕がケガをする前に、
車イスを使って生活する人を見て、
その方の生活を想像しました。
とても残酷なシーンを想像しました。

それで、
車イスで生活している人を見て、
「かわいそう」だと思った。

心で感じたことが、
「かわいそうだ」
という言葉に出る。


また、
車イスを使って生活する人を見て、
「車イスに座って移動するから楽でしょ?」
なんて言う人もいました。

そう言う人は、
心の中で、
そういった想像をしたのでしょう。

想像したことを、
そのまま言葉に変換したのでしょう。

思慮のある人は、
言葉に変換する前に、
1度、
その言葉を使うと、
相手が不愉快な思いにならないか?
吟味するところです。

しかし、
思った事をそのまま発してしまう人も多い。
極端な言い方ですが、
アスペルガー症候群だとか、
そういった症状の人達がそれです。


僕はエレベーターに乗る時、
普段から1人で乗ろうとします。

自宅のエレベーターは狭いですから、
車イスを使う僕と、
違う階の人とが乗り合わせると、
車イスのタイヤで、
相手の足を踏んづける場合があります。

また、
1度、
降りてもらったりする場合があります。

そんな事で、
僕自身が、
相手に気を使わせる事で、
「面倒」だと感じることもあります。
それで、
出来るだけ1人で乗るようにしています。

ですが、
乗り合わせる時もあるのです。

僕は1人でエレベーターに乗ろうと、
見送ろうとするのですが、
相手が、
「どうぞどうぞ」と招いてくれる。

お言葉に甘えて、
「すみません」
と言ってしまうのです。

それは、
「相手に迷惑を掛ける」
という僕の思い込みがあるからです。

本当は、
相手の思いやりを受けて、
嬉しいのです。

嬉しい時は何て表現しますか?

「ありがとう!」ですよね?

それが、
僕は親切を受けて、
「すみません」
と言葉が出るのです。

嬉しいのに、
「すみません」
と謝罪しているのです。

おかしいですよね???

何故?
素直に、
「ありがとう♪」
が言えないのでしょうか?

僕は、
好きな女性には、
好きだと言えて来た。

言えない女性もいましたが。

それが、
エレベーターに一緒に乗ろうよと言われて、
素直にありがとうが言えないなんてね。

郷ひろみか!?っ。

言えないよ・・・好きだなんて・・・

違うか!?


僕の心に、
エレベーターに乗って、
相手の足を踏んづけたり、
踏んづけられた人が怒っている顔を、
想像しちゃうのが原因なのかもね。

僕は、
同乗者が、
障害者に親切にしようとする気持ちを、
人を大切にしようとしている心遣いを、
察しないで、

同乗者が迷惑を感じていると、
「思い込んでいる」
から素直な言葉が出ないのでしょうね。

だから、
「すみません」
という言葉が出るのだろうね。

僕としては、
僕の想いがある。

迷惑を掛けたくないから、
1人でエレベーターに乗りたいという気持ちがある。

同乗者は、
僕を思いやる気持ちがあって、
声をかけてくれる。


複雑な気持ちです。


これから僕が、
エレベーターに乗る時に、
相手から「どうぞ」と言われた時、
「ありがとう♪」と言う。

招いてくれたことに対して、
その親切に対して、
「ありがとう♪」
と答えたとする。

それを見た同乗者が、
「普通、こんなに混んでるのに乗り込んでこないだろ?」
と内心、
思う人もいるのではないでしょうか?

「社交辞令」で、
「どうぞ」という場合もある。

日本人は、
本音と建前を使った生活をする民族でもありますから。


満員のエレベーターに乗っている人が、
障害者が乗り込んできて、
「普通、乗り込んでこないだろ?」
と思うかもしれないけれど、

障害者の立場からすると、
満員になっているエレベーターで、
「普通、障害者を優先するだろ?」
と思うかも知れません。

まして、
障害者専用・優先のエレベーターを、
健常者が使っていて、
障害者が利用できない事もある。

そんなことがあるから、
どうしても、
素直に、
「ありがとう」
と言えないのかも知れません。

僕の悪い性格なのでしょうね。

詮索し過ぎる事が。

これくらい、
詮索する習慣があるならば、
私立探偵にでもなっておけばよかったね。

というか、
この詮索する習慣があるから、
競馬が好きなんだろうね。

そこそこ、
予想が的中していますし。

今年は、
1月から6月までの間に、
競馬で大金を稼げる自信もありますし。

何の話や!?


受けた親切に対して、
素直に、
「ありがとう」
と言える習慣を身につけたいです。

今は、
取りあえず、
「ありがとう」
と言うのを実践しています。

「すみません」
という言葉を、
「ありがとう」
に変換するように努力しています。


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