「甘えるな!」という言葉を軽はずみに使う人の心理

「甘えるな!」
という言葉を使う時は、

「自分にやれる力があるのに、
他人に助けてもらおうとする」


そんな相手には、
「甘えるな!」
と言っても良いでしょう。

しかし、
相手が病気で苦しんでいて、
精神的に病んでいて、
自分の力ではどうにもならなくて、
そんな状態のときに、
ワラにもすがるような気持ちで、
助けを求める場合がある。


その状況を見ていても、
「甘えるな!」
と言う輩も多い。


甘えは、
単に他人の力を借りる行為ではないですよ。
他人に助けを求めるのですから、
自分のプライドを捨てないといけない人もいます。

へりくだって、
自分が無様な状態だと自覚しないといけません。

それだけ切羽詰まった状態なのです。

そこへきて、
無神経な輩は、
「あなたは甘えているだけだ!」
と弱った相手を罵るのです。

無神経な輩は、
「あなたは甘えているだけだ!」
と言うと、
メリットがあるんです。

どんなメリットかと言うと、

相手に「甘えている!」と言えば、
相手の相談に乗る必要がなくなります。


そうなんです、
甘えているという輩は、
相手の相談を聴くのが面倒なのです。


だから、
あえて、
甘えているという言葉を使って、
相手の相談を聴かないで、
自分で処理させようとするのです。


そういう人間もいるって事です。

しかし、
良識のある人も多い。

良識のある人は、
悲しみ、
辛さ、
苦しさを抱えている人に、
簡単に甘えているという言葉を使いません。


時と場合を考えて使います。

心が弱った人が、
心が少し、
楽になって来て、
人の話が飲み込めるようになってきた時に、


「あなたはね、あの時、
少し甘えが出ていたかも知れないね。」
「今は、それが解るでしょ。」


こういう言葉の使い方をするのです。

心を取り戻したときに、
甘えていた人を諭すのです。



心を取り乱している人に、
むやみに「甘えるな!」と言っても、
火に油を注ぐようなものです。


言葉で、
人を励ます事もありますし、
人を簡単に傷付ける事もあります。

まず、
その言葉を発する前に、
その言葉を発したら、
相手はどんな思いになるのか?

考える余裕を養いたいものです。


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