心の中

もう、
患者と医療従事者との関係。
ただそれだけ。

心の中の、
相手への好意を、
箱の中にしまっておいた。
良い想い出として。


あなたが僕を避けることで、
僕の好意が届かないのがよく解った。

これ以上、
好意を抱くことで、
あなたに迷惑が掛るから、
僕はあなたと距離を取る。


なるべく顔を合わさないで済むように、
毎回、
僕の所に、
血圧を測りに来なくても良いようにした。


止血する時も、
バンドを使って止血をお願いしている。

僕と会話しなくて済むだろう。


僕自身も、
僕を避けている人に、
嫌な思いをさせるのは苦痛だ。

また、
避けられること自体、
不愉快だ。

何だか、
迷惑を掛けていて、
申し訳ない罪悪感と、
僕のプライドがぶつかり合って、
得体の知れない感情が湧いて来る。


避けられたら、
やはり嫌な気持ちになる。

だから僕は、
あなたを視界に入れない。

なるべく、
必要のない会話をしない。

ずっと、
下を向いていれば、
顔を合わさないで済む。


もう、
こんな気持ちにさせられるのは、
まっぴらごめんだ。


好きだった人から、
避けられるほど辛いことは無い。


そう、
好きだった人なんだ。


あんなに好きだったのに、
もう、
好きだった人なんだ。


だって、
大好きなのに、
いつもいつも、
避けられていたら、
心が折れるよ。


好きになったらダメなんだよね。


だから、
好きだった人なんだよ。

だから、
努力して、
過去にしているんだよ。


だから、
お願い。

避けるなら、
ずっと避けて欲しい。

僕も合わせるから。


僕も、
あなたを避けるから。


あなたを、
視界に入れないようにするから。


心の中の、
あなたを、
追い出すから。


IMG_8998.JPG


スポンサーリンク