犬と猫

犬は「ワン!」と鳴きます。
猫は「ニャー!」と鳴きます。

犬に向かって、

「何でワン!としか鳴かないんだ!?」
「猫みたいにニャー!と鳴け!」

と言う人はいませんよね?

犬は、
生まれた時からワン!と鳴くものです。

犬も猫も、
「特色や性質」を持って生まれてきます。

人間もまた、
それぞれが「特色や性質」を持って生まれてきます。

そして人間には「主観」があります。
「自分の意見」を持っているのです。


犬や猫が、
ワン!と鳴こうが、
ニャー!と鳴こうが、
全く気になりません。

犬がワン!と吠えるのを、
「認識」
しているからです。


しかし人間は、
他人を見て、
他人の言動を「否定」してしまいがちです。


世間話の中で、
人の話を最後まで聞かずに、
「それは違うだろ!」
と、話の腰を折るような人がいる。

自分の主観に合わなければ、
「それは違うだろ!」となる。

自分の主観と照らせ合わせると、
違うだろうけれど、
相手には相手の「主観」があります。

双方の主観が違っても、
何ら不思議な事ではありません。

主観の違いがあっても不思議ではないのに、
相手の主観を、
「それは違うだろ!」
というのはどういう事だろう?


それは、
自分の主観が「正しい」と、
「思い込んでいる」
からかも知れませんね。

また、
知識や経験が
「足りない」
かも知れませんね。


自分がもし、
他人から自分の生き方を、
「咎められ」たらどうでしょうか?

自分が信念を持った生き方をしているのに、
「バカみたいな暮らしだな!」
と、罵られたらどうですか?

自分の主観を、
踏みにじられたらどうですか?


もし、
相手の主観を踏みにじるような事をすれば、
自分もまた、
いつか自分の主観を誰かに踏みにじられるでしょう。

「原因」には「結果」が付いて来るものです。


犬がワン!と鳴くように、
人には人の主観があるように、

それを「認識」する事が大切だと思います。

そうすれば、
人間関係が楽になる場合があります。


相手の主観を否定しない事こそが、
社会と折り合いを付けて行く近道です。


他人の言動を、
いちいち否定する人も少なくない。

そう言う人は、
自分の周りから人が離れていきます。

だって、
相手の言動を否定ばかりしていると、
相手は面白くありませんからね。


相手の話を最後まで黙って聞いて、
それでいて、
間違いがあったならば、
「私は、こんな感じでやって成功したことがあるよ」
といった、
提案型のアドバイスをするくらいの、
大きな心を養いたいですね。

決して、相手を責めない。
決して、相手を否定しない。

そうすれば、
世間からも責められないでしょうし、
否定されなくなるはずです。


いちいち、
話しをするたびに「否定」されたら、
いい加減、腹が立ちますからね。

「それは違うでしょ!」
「ダメでしょ!」

こういう言葉をよく使う人は、
何を根拠に「言い切れる」のでしょうか?

ダメでしょ!
と決めつけるだけの根拠があるなら、
その根拠を提示してから、

「そういう事があるから、
そういった行為は止めた方が良いと思いますよ」

とアドバイスすれば、
相手の心を傷付けるリスクは減るはずです。

そういった配慮もなく、
人の話を最後まで聞かずに、
断定的に「それはダメでしょ!」
というのは、
少し乱暴だと思うのです。


また、断定的に言い切ったのなら、
言い切った責任もあるでしょうし。


断定的に言い切るだけの「根拠」を持っていないと、
自分が恥をかくことになりますからね。


相手を否定した時、
その否定が間違いだったら???

自分の知識不足でダメ出ししておいて、
自分の方が間違いだった時、
大恥をかくのは自分です。

断定的に「ダメだろ!」なんていう時は、
しっかりした根拠を提示しないといけません。


というより、
断定的にダメ出しなど、
普段から人を否定しない生き方の方が良いでしょう。


人の話を黙って最後まで聞く。

否定しない。

否定しないといけない場合は、
アドバイス的な言い回しをして伝える。


否定されたら気分が悪くなるものです。


人には人の「主観」がありますからね。



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