コツ

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~小説家になろう~ https://ncode.syosetu.com/n1000ek/




「コツ」

作者:高瀬浩司


仕事を覚えるのにも、
スポーツが上手になるのにも、
遊びを楽しむのにも、
「コツ」があると思うんです。

物事の上達の早い人が、他の人と比べて、
どんな違いがあるのかを比較した時にも、
「コツ」を知っていたからだと気付く事もあります。

勉強が出来る子は、
「予習」と「復習」を自発的に出来る子で、また「勉強が好き」なんです。
「好きこそものの上手なれ」
という「ことわざ」かあるように、
好きな事なら率先して、惜しみなく努力できます。
それが楽しいのですから。

ということは、
「好きになる」
ことが、上達への最大の近道だと思うのです。

好きになると、努力を惜しみません。
でも、いくら好きだからと言っても、
すぐには「上達に直結」するというわけではありません。

僕は小学4年生の時からサッカーを始めました。
学校の友達と、いつもサッカーをしていました。
いつも「試合」をしていたんです。
「ボールを奪い合って、ゴールを決める!」
ただ、それだけです。

サッカーのやり方さえわかれば、楽しめます。
楽しんでいると、
「もっと上手になりたい!」
そういう気持ちが込み上げてきます。
そうなると、
友達が僕のマネをしたりだとか、やり方を聞きに来ます。

僕は、ボールの「蹴り方」と「止め方:トラップ」を教えます。
それが基本だからです。

蹴り方が解ったら、上手に蹴れるようになります。
そうなると、益々、サッカーが面白くなります。
試合をして、負けると悔しいです。
もっと上手になろうと思います。
走り込んで、力を付けて、リベンジに燃えます。

そういったことで、
「コツ」というのは、
「楽しい!面白い!」と実感させてあげる事かなと思うのです。
相手に「俺にも出来るんだ!」と自信を持たせてあげる事と思うのです。


中学1年生の時、サッカー部に入っていました。
1年生は、「球拾い」でした。
練習は、もっぱら走り込み。
ボールを蹴る練習は、皆無と言っていい程でした。

そんな状態で、ある時、
小学生たちと、中学1年生とで「練習試合」をすることになりました。

小学生は、僕達、中学生の胸を借りて、力の差を経験しようとしていた。
しかし、
僕達、中学1年生は、まともにボールを蹴る練習なんてしたことがない。
球拾いをさせられ、走り込みをさせられ、
試合なんて到底無理なんです。

練習試合の結果、小学生に得点を決められ、負けました。
やる前から解っていました。

そして、小学生に負けたという事で、
罰として、校庭を何十週も走らされました。
あの当時のサッカーは、面白くなかったです。
みんな、よくやってたな?って思います。

サッカーが好きな僕でさえ、
練習に行くのが嫌でしたもの。

強制されて、叩き込まれる寄りも、
自発的に走り込みをして、上達しようとする心を養う方が良い。

サッカーの面白さを味わえば、
みんな、自分で、勝手に努力できます。
頑張るな!といっても、好きだから頑張るでしょう。

走り込みを強制され、型にはまった練習しかさせてもらえず、
サッカーの面白さも味わえないで、誰が上手になれるものですか。

サッカーが好きで好きで、
「アイツより上手になるぞ!」
っていうようなライバル心が芽生えて、
自発的に練習をする人もいるでしょう。
そういう競争心理も芽生えるんです。

教え方1つで、
有能な才能の芽を摘むこともあるのだなと感じます。

サッカーに限らず、
仕事でも勉強でも同じだと思います。

「好きこそものの上手なれ」

この言葉へと、誘導してあげるのが、
「コツ」だと思います。




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