相手を知る

IMG_2507.JPG


~小説家になろう~ https://ncode.syosetu.com/n0594ek/



相手を知る

作者:高瀬浩司



病気を発症し、通院生活を送っています。
病気に対しての悩みや、
治療に関しての苦痛は、
「まったくない」というとウソになりますが、
それほど悩みも苦痛もありません。
慣れました。(笑)

しかし、
「人間関係」についてだけは、苦痛を感じています。
通院先の「ある男性医療従事者」の顔を見ると吐き気がするんです。

吐き気がする理由も判明しました。
大嫌いだった父親の面影が見え隠れするからです。

また、何故?
父親が大嫌いだったのかという理由も判明しました。
判明したのも、ある本を読んだお陰でした。

頭の中で色々と考えていたのですが、
モヤモヤしたものが整頓出来たようです。
モヤモヤしたことを、紙に書き出すと答えに導かれるようでした。

それと、
人間関係が「しんどく」なる「原因」もあるようでした。

・自分に原因がある場合、
・相手に原因がある場合、
・自分と相手に原因がある場合、

父親を嫌いになった原因は、
「自分が正しい」
と思い込んでいる父親だったからです。

テストの点が低ければ、
「お前は勉強が出来ないアホや!」
と罵られました。

でもね、
僕は「勉強をしなかっただけ」なんです。
記憶力も良ければ呑み込みも早い。
勉強だって、予習と復習さえしておけば、
それなりの成績は残せただろう。

ただ、
勉強よりも大事な「サッカー」があったのですよ。
サッカーをするためだけに生きていたような子供でした。
サッカーを愛したくらいに、勉強にも力を注いでいたら、
テストでそれなりの点数が取れたのでしょう。

子供に、
「勉強をしたら、こんな素敵な事が起きるんだという希望」、
そういう目標のようなものを描けるヒントを与えてあげると、
子供は自発的に勉強をするものだと思っています。

「勉強しなさい!」と押し付けるのではなくて、
「勉強したら、こんな素敵な未来が描けるのよ」
と、子供をワクワクさせて、イメージさせるのが、
親の務めだと思うのです。

バカな親ほど、子供に「勉強しろ!」というみたいです。
酷い母親になると、
「勉強しないと、お父さんみたいになるわよ!」
なんて残酷なことを言うのです。

「あんな大人になりたくない。」

自分を見て、あんな大人になりたくないだなんて、
自分の子供に思われるだなんてね。


僕が父親を嫌いな理由が、
「これはこうだろ!」だとか、
「こうしないとダメだろ!」
と、自分の経験した事が正しくて、
「俺が言った事、俺のやる事が正しいんだ!」
そうやって自分の価値観を押し付けてくるところにありました。

自分が経験した事した信用しない。
相手の言い分は聞いてくれない。
何をするにも、
自分の経験と照らせ合わせて、自分が無理なことだとしたら、
「俺に出来ないのに、アイツに出来る訳が無かろう」
そう、他人を卑下するような父親でした。

それで、自分の思う通りにならなければ、
僕を殴りつける。
暴力で抑え込もうとする。
食事を与えて貰えなかったり。

父には、父の主観や価値観がある。
人には人の主観も価値観もあって当然だ。

それを、
自分の主観を押し付け、価値観を押し付け、
それに反抗するならば、暴力で抑え込む。

そんなやり方を、
「自分がされたらどうなんだろ?」

結局、
散々、僕を暴力で抑えつけてきた父は、
僕に顔面を殴られて、
離婚して、
家を出て行きました。
そして数年前に孤独死しました。
涙も出ませんでした。

僕は、父の葬儀には出席しませんでした。
家族は、そんな父の後始末をしましたが。

通院日は、父親の面影がチラホラ見える。
医療従事者を見ると吐き気がします。

そんな人間がいる空間に、
週に3回、赴くわけです。

苦痛でしかない。

その苦痛を取り除くために、
色んな本を読んでいる。

読んでいて、
心が荒む原因も見えてきた。

対処法も見えてきた。

相手の性格を変えるのは不可能みたいです。

自分の心の持ち方を変えると、
生き方が楽になるようです。

大嫌いな医療従事者は、
大嫌いな父親の面影が見え隠れするから嫌いなだけであって、
その「性格」が嫌いなだけなんです。

その人自体が嫌いではなく、性格です。

なんで?
そんな性格になったのだろうか?

その原因もあるはずなんです。

その原因を探ると、答えに導かれると思うのです。


そして、
僕が感じた事なのですが、
「相手に腹を立てない方法」っていうのがあるみたいです。

「相手のスペック」を知る事。

「あの人は、自分の経験した事と比較しながら物事を判断する」
「自分の見聞きした事だけが正解だと信じている人」
そういう人なんだと知っておけば、腹が立たないんです。

極端な言い方をしますが、
「あの人は、強い人にはゴマをするような人」
「弱い人には偉そうにする人だよ」
それを知っていると、腹は立ちません。
その人の言動を観たら、なるほどなって納得するでしょう。

それが、その人がそんな人だと知らない場合、
「あの人、何て人なの!」となる訳です。

もっと極端な言い方をすると、
「あれは犬だから、ワンと吠えるんだよ」
そう思うと、腹が立ちません。


そういったことで、
大嫌いな医療従事者がいます。
通院すると吐き気がします。

でも、
「あの医療従事者は、自尊心が強くて、
人の話を聞かない、自分が正しいと思い込んでいる人なんだ。」

そう思っておけばいい。
僕とは考え方が違うのだと。


もし、
あの人が、僕に突っかかって来たとしても、
僕は相手の矛盾点を指摘するのではなくて、
「それは貴方の主観ですよね」
と、聞き流してあげる勇気を養うと良いのだと思う。

相手に言い返せる引き出しを用意しておくと、
腹が立たないのです。

相手は、自分の経験を頼りに、
自分が正しいと正当化して押し付けてくる。

しかし、
「それは、あなたの主観でしょ? 
僕には僕の主観がりますので、結構です」

そう、ハッキリ言い切ることで、
相手から不快な事を言われて気分を害することは無いと思う。

相手に、不快な事を言われて、
「言い返せない自分」
に、フラストレーションが溜まることもあるんです。

言い返せない自分が悔しくて。
腹立たしい。
言い返せない自分の弱さを認めたくない気持ち。
それが「腹が立つ原因」でもあると思う。


なので、
自分の主観を押し付けてくる人への武器として、

「それは貴方の主観でしょ?」
「十人十色ということばがありますよね?」
「貴方には貴方の主観があるように、
私にも私の主観がるんです」
「あなたは絵を描くのが生き甲斐なのに、
くだらん絵を描いて!と言われたら嫌でしょ?」

そういう、反論する言葉を用意しておくと、
引き出しを用意しておくと、
腹も立たないと思います。


相手を知り、
言い返す引き出しを備えることを勧めます。



<スポンサーリンク>



スポンサーリンク