心に響く言葉

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心に響く言葉

作者:高瀬浩司


20歳になってすぐ、オートバイの事故で下半身の自由が奪われました。
車イスを使用する生活が始まった。

自分が歩けない身体になったという自覚もないまま、
リハビリが進む。

医師からは、「君は車イスを使わないと生活が出来ない」とハッキリ宣告されていた。
当時は、何て残酷な事を言う人間なんだ?と怒りを覚えたものでした。
でも、今思えば、医師の宣告が僕にとって必要不可欠なものだと思う。
叱咤激励だと思います。

というのも、
事故を起こして、救急搬送された病院では、自分のケガを告知されていませんでした。
地元の病院へ転院し、自分のケガの状態を宣告されたのでした。

緊急搬送された病院では、
医師達が悩んだのだろうと思う。
ケガを告知するべきか?
もう少し状態が落ち着く間で待つか?
考慮してくれたと思う。

転院してからすぐに、
転院先の医師からケガの状態を告知されたのです。
医師の勇気も必要だったと思います。

僕の場合は、
告知されて良かったです。
しかし、
告知されて、現実を受け止めれなくて、絶望し、
この世を去る方もいる。

そういった事もあるから、
医師達も困惑するのだろう。
勇気が必要になると思います。

僕には「叱咤激励」でした。
感謝しています。


入院生活をしていて、
心に響く言葉もあるが、
心を汚す言葉もあった。

歩けない身体になったばかりの僕に対して、
「車イスバスケットを頑張りなさいよ!」
という看護師がいた。
何だコイツ?と思いました。

当時、
僕は目が見えないリハビリの先生に、リハビリを受けていました。
その先生とは、何でも話せた。
悲しいことも、辛いことも。

その先生が言いました。
「キミは、目が見えないのと歩けないのとでは、どちらがいい?」
笑いながら言ってくれた。

僕は、返事が出来ませんでした。


リハビリの先生が、床ずれが出来た僕の体を気遣って、
マグロの寿司を買って来てくれました。
「マグロを食べたら、傷も治りやすいだろう!」
「しっかり食って、傷を治すんやで!」と。

そんなこともあって、
僕は、体力を付けるときは、必ずマグロを食べます。
そんなに好きではないけど、
マグロを食べます。






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