家栽の人


僕が愛読している漫画に「家栽の人」というものがある。
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内容は、「家庭裁判所の裁判官」が、
家庭裁判所で行われるような事例を取り上げている。
少年犯罪や、離婚調停、そういった事例が多い。

面白いのが、漫画のタイトルです。
家庭裁判所の裁判官が主人公です。
タイトルを見ると、「家栽の人」となっています。
誤字でもなんでもないです。
あえて、「家栽」と設定されています。

この漫画を読んでいくと、その「意味」が理解できます。

この裁判官は、非行を繰り返した少年に、
「罰を与える」
のではなくて、非行に走る「原因」を、
少年と一緒に考えて下さる裁判官です。


一般的な裁判官は、罪を犯した少年に「刑罰を与え」ます。
しかし、少年院や鑑別所に送られてとしても、
出所した少年たちが、また、非行を繰り返す。

そういった事を繰り返し、
やがて裏社会で生きるようになる場合もある。
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しかし、この主人公の裁判官は、
少年の家庭環境を調べて、少年の心を感じてあげ、
非行に走る「原因」を少年と一緒に考えてくれるのです。

罪を犯した少年に、罰を与えるのは簡単です。
それで、少年が反省する場合もあるでしょう。

しかし、少年たちが努力しても、
家庭環境が荒んでいたならば、立ち直ることも出来ません。
必死に努力しても、無理な事もある。

その家庭環境に、メスを入れて下さるのです。
裁判官が。

主人公の裁判官は、
非行の芽を摘むのではなく、
その少年の「家庭を育ててくださる」のです。

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主人公の裁判官は、植物を愛しています。
植物を例題に、裁判事例を解決していきます。

植物を愛を持って栽培する。
家庭も、子育ても同じで、愛を持って育てて、育って行くもの。

「家を育てる、植物を栽培する」

そういった意味での「家栽の人」なのです。

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是非、機会があれば読んで頂きたい1冊です。






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